傍白:「しかし、幽夜浄土は悪夢のように広がる暗雲に包まれた。
邪龍タスラクが地下へと潜り、海底を渡って、王城の上を彷徨い始める」
辛炎:えっ?龍が現れたのか?空が少し暗くなっただけだと思うけど。
万葉:龍…それは何かを指す比喩ではなかろうか?
モナ:なるほど…彼女を否定し、その妄想に異を唱えたものすべてが、
彼女の宿敵である「邪龍タスラク」になったわけですね。
装置を使ってかけた部分を補う
ヒルチャールを倒す
余韻のホラガイ
装置を使ってかけた部分を補う
塔の所に宝物あり
塔を回転させる
塔を回転させる
(蛇足)
回転する塔の上にも装置がある、梯子を完成させた後塔を一回回転させる
風域を利用して装置の場所まで行く
装置近くの柱を利用して欠けた道を修復させる
敵を倒す
宝箱入手
(本編)
梯子近くのヒルチャールを倒す
レオン:ああ、よかったです…あれ?またあなたたちでしたか?
モナ:それはこっちのセリフです。またあなたですか。
レオン:このような無様な姿を幾度もお見せしてしまい申し訳ありありません。
やはり今の実力では、立派な夜鴉騎士を演じるのはまだ早いようです…
万葉:演じる?
レオン:ええ、恥ずかしながら、私は本物の騎士ではありません。
最近、劇団で騎士役をもらった新人役者で、役作りのため準備をしていたんです。
パイモン:それって、胸を張って言えるようなことなのか?
レオン:皆さんはご存知ないかもしれませんが、幽夜浄土で演劇とは非常に重要な文化なのです。
良き演出は、皇女殿下への一番の恩返しになります。
辛炎:へぇ、つまり、あんたらんとこ特有の文化ってことだな?
レオン:ええ、そうなりますね!ですので、騎士を演じられるのを私は誇りに思っています。
モナ:あなたたちの皇女殿下は、なぜ演劇が好きなのでしょうか?
レオン:皇女殿下は昔、このように言ってました。
「わたくしのために祭典を催し、荒野で劇を演じよ。
わたくしにひれ伏し、永夜の栄光と引き換えに、純潔の幻夢を捧げなさい」と。
おそらく、皇女殿下は真の芸術とは何たるかを知っているのでしょう。
人間の奥深くに隠された喜怒哀楽を、見分けることができるんだと思います。
演劇において魂とは、感情の凝集と昇華です。
演劇への理解が深い方は、きっと繊細で情緒豊かな心を持っているんでしょうね。
モナ:…なるほど。
万葉:教えていただき感謝する、騎士殿。
レオン:お、おお!あなたは…私のことを騎士と呼んでくれるのですね?
嬉しいです、ありがとうございます。
それでは、私はこの栄光と共に、己の戦場へと赴きます。皆さん、縁があればまた会いましょう!
パイモン:もう合わなくて済むように、今度こそ気をつけろよ!
レオン:あっ、そうだ。扉を開けるための合言葉をお教えしますね。
「命令に従え、翼を広げて出航せよ」です。
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