2022年07月

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    傍白:「しかし、幽夜浄土は悪夢のように広がる暗雲に包まれた。
       邪龍タスラクが地下へと潜り、海底を渡って、王城の上を彷徨い始める」

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    辛炎:えっ?龍が現れたのか?空が少し暗くなっただけだと思うけど。

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    万葉:龍…それは何かを指す比喩ではなかろうか?

    2B180DE7-7BDC-4FF2-AC86-A4F0AFE1F161

    モナ:なるほど…彼女を否定し、その妄想に異を唱えたものすべてが、
      彼女の宿敵である「邪龍タスラク」になったわけですね。

    装置を使ってかけた部分を補う
    12A7EA3B-7A45-4DAC-901F-74020DD1F104

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    ヒルチャールを倒す
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    A03C7B0C-B612-4564-9E98-B7C6EFD1DEFE

    余韻のホラガイ
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    装置を使ってかけた部分を補う
    0D394D5D-687E-4695-805C-239D9D109FCB

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    塔の所に宝物あり
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    60B195B8-2501-4F76-A178-497B9850D48F

    塔を回転させる
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    塔を回転させる
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    F7074579-8729-418D-AD0D-AA9743E2ECA7

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    (蛇足)
    回転する塔の上にも装置がある、梯子を完成させた後塔を一回回転させる
    風域を利用して装置の場所まで行く
    装置近くの柱を利用して欠けた道を修復させる
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    敵を倒す
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    宝箱入手
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    (本編)
    梯子近くのヒルチャールを倒す
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    レオン:ああ、よかったです…あれ?またあなたたちでしたか?

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    モナ:それはこっちのセリフです。またあなたですか。


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    D3EC234D-6BE9-4310-8CD6-4F1954CCF1A0

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    レオン:このような無様な姿を幾度もお見せしてしまい申し訳ありありません。
       やはり今の実力では、立派な夜鴉騎士を演じるのはまだ早いようです…

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    万葉:演じる?
    レオン:ええ、恥ずかしながら、私は本物の騎士ではありません。
       最近、劇団で騎士役をもらった新人役者で、役作りのため準備をしていたんです。

    7CF0CDD9-9F2B-4562-B39C-56AC08BD6762

    パイモン:それって、胸を張って言えるようなことなのか?

    01C925CF-738F-4E97-A790-1E6F4E930EAC

    レオン:皆さんはご存知ないかもしれませんが、幽夜浄土で演劇とは非常に重要な文化なのです。
       良き演出は、皇女殿下への一番の恩返しになります。

    C212B77A-664D-4114-864A-3CDC9D2D3269

    辛炎:へぇ、つまり、あんたらんとこ特有の文化ってことだな?

    36815031-606C-46A5-B0C3-426BBCD32BD7

    レオン:ええ、そうなりますね!ですので、騎士を演じられるのを私は誇りに思っています。

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    モナ:あなたたちの皇女殿下は、なぜ演劇が好きなのでしょうか?

    3CBE0103-E7AD-4794-966D-91F69D7FD7AC

    レオン:皇女殿下は昔、このように言ってました。
       「わたくしのために祭典を催し、荒野で劇を演じよ。
        わたくしにひれ伏し、永夜の栄光と引き換えに、純潔の幻夢を捧げなさい」と。
       おそらく、皇女殿下は真の芸術とは何たるかを知っているのでしょう。
       人間の奥深くに隠された喜怒哀楽を、見分けることができるんだと思います。
       演劇において魂とは、感情の凝集と昇華です。
       演劇への理解が深い方は、きっと繊細で情緒豊かな心を持っているんでしょうね。

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    モナ:…なるほど。

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    万葉:教えていただき感謝する、騎士殿。

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    レオン:お、おお!あなたは…私のことを騎士と呼んでくれるのですね?
       嬉しいです、ありがとうございます。
       それでは、私はこの栄光と共に、己の戦場へと赴きます。皆さん、縁があればまた会いましょう!

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    パイモン:もう合わなくて済むように、今度こそ気をつけろよ!

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    レオン:あっ、そうだ。扉を開けるための合言葉をお教えしますね。
       「命令に従え、翼を広げて出航せよ」です。

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    【サマータイムオデッセイ 其の四 幻境②】の続きを読む

    幽夜の黙示録 ②

    『聖国の詠唱』の第二巻を探す
    洞窟を抜けてエレベーターに乗る
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    厳かな夜鴉:待て!お前ら何者だ!
         その様子、幽夜浄土の臣下ではないな?言え!何しに来た!

    684FFEF3-91EA-48EC-8B01-589BB790FB8F

    パイモン:まさか守衛がいるなんて!
    旅人:慌てる必要はない。

    1747F8C4-49C7-4D7A-918A-DE0A4B6F94FF

    パイモン:えっ?なにをするつもりだ?
    旅人:私たちは皇女殿下の臣下。
      星海を超えてきた者。

    0D930053-A90B-4706-AE63-FEC5829D3D6A

    厳かな夜鴉:殿下の臣下だと?それを証明できるのか?

    CB7C5649-5FA5-4B1A-8770-BF8DE10343E3

    モナ:まったく、そのような横柄な質問をしてくるとは、
      あなたたちの視野の狭さを証明しているようなものです。
      「我が民に自由を与え、古き法則に囚われぬように」

    45D6DC3A-5049-4AA4-884B-5FD4A4E413DB

    凛とした目つきの夜鴉:そ…それは、幽夜浄土の合言葉!本当に殿下の臣下だったのか!
    厳かな夜鴉:なんてことを!皆さん、失礼なことを申してしまい、すみません…

    24B446A3-5586-4BDA-981A-18EEBADD4EA4

    パイモン:ほら、もう下がったらどうだ?

    9D03606E-3A5A-4112-9111-7026F4B87DFD

    厳かな夜鴉:ええ、今すぐ姿を消します…

    E77CBF6B-7868-48A0-9834-63D0B966DB23

    パイモン:よし、行ったな。

    39B17456-619F-47EC-85A7-6204695A5474

    万葉:これが『聖国の詠唱』第二巻でござるな。皆の者、準備はできておるか?

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    パイモン:おう!出発だ!

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    幻境内に入る
    ※幻境内は別の記事(サマータイムオデッセイ 第四幕 幻境②)で投稿


     
    【サマータイムオデッセイ 其の四 ②】の続きを読む

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    傍白:「今の国民にその記憶はないが、学者は知っている。
       聖徒時代より約六百年前、混沌の時代に皇女殿下がこの世に現れたことを」

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    モナ:えっ、まさかのナレーションですか?

    69012DF3-176F-4AD9-B6B2-76CEB84C597E

    辛炎:さすが本の中の世界だぜ。傍白が物語を語ってくれるなんてな。

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    パイモン:道が途切れてて、先に進めなさそうだぞ。

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    モナ:あそこに装置があります。まるで、私たちが近づくのを待っているかのようですね。

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    パイモン:オイラ思ったんだけど…なんか全体的にあからさますぎないか?

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    モナ:聖国ですからね、大目に見てあげましょう。

    49F495FD-80F0-44B6-B1AE-65F47D992492

    パイモン:それもそうだな。
        それにこんなに見え見えってことは、本当は誰かに気づいてほしいってことだろうし。

    5763C6C0-ECA1-4CC3-93FC-B5CBA9D88E80

    辛炎:さすがフィッシュル。こんなところで恐ろしく素直だな。


    装置を使ってかけた部分を補う
    D83908CE-65D2-41D9-87E2-024DADFC36CA

    9B82DD5B-C237-4828-9811-19EA6DED221F

    真ん中に丸が出てきたら正解が近い
    64171D03-3AD8-43EF-AF46-57EF0959602F

    同じように装置を使ってかけた部分を補う
    66CD0784-9FC8-455A-8DD5-05492BB787D6

    6439ED41-7504-4E00-A64C-B3FABE38814E

    ここの道を修復するためには
    F67648DB-AB02-44CD-BB23-A520728E17C3

    まずエレベーターに乗って下へ行き
    CDB24846-3BBA-4A63-82E8-6746E6410DFA

    さっきの装置でかけた部分を補う
    BC79F0C5-043A-40DC-BE2A-B45323D1F929

    9C9AF684-B253-4E2B-86F2-62439136F359

    CA65FDB1-E3A9-4063-A7E7-590BDDF566A3

    エレベーターに乗って上へ行くと先へ進める
    83A6C2B6-017E-4D0C-A7DF-B1274CFE55FE

    ヒルチャールがいるので倒す
    CED03DF7-B9EF-4253-85A1-B4D1D6103E28

    下へ行く
    CA3B9B82-CF94-4BE3-BA89-6AB4379767C4

    ①を先に動かさないと②は操作できない
    B638CBDA-7A33-428B-A610-ACB6A05D7ECE

    装置を使ってかけた部分を補う
    4CEDB3C8-8FE2-4454-91EA-52483FDA3B2A

    ED1CCDD2-5163-4071-AB87-4005F88B6950

    1FC7AD21-EB05-4BAF-8B4A-2B509FA07C36

    615987B6-FE38-4652-A2FF-7B75D9EBD072

    B4456818-9619-4E9B-80FF-3875304D26E3

    ヒルチャールを倒す
    220F5036-4F8B-4527-A922-7F1AFFEE86C0

    F3FA0AEA-3CB7-464D-B24E-E8DD80247BB8

    声の出所を探す
    02F19C6A-EEF4-4847-8BE9-EC3C5544AFB2

    C107ABEE-1D62-4A62-B05A-15D2745C5C1C

    ???:こちらです、助けてください!
    パイモン:えっとこれって彫像だよな?

    FBC23965-1968-4446-A1BD-41E1C39730DF

    ???:そんなこと言わないでください!私はれっきとした幽夜浄土の騎士で、レオンと申します。

    CA1E1B3C-6136-4D3A-B4BF-70CA8C5CBD59

    パイモン:騎士?全然そんな風には見えないけど。

    A344DF85-F66F-4208-980F-1BC516E5AA9A

    レオン:見えませんか?まあ、この際それでいいでしょう。
       しかし、夜鴉騎士の鎧を設計し、支給してくださったオズヴァルド様のことはどうか
       責めないでください。
    旅人:オズヴァルド様?

    2C77E5E5-828F-4811-B742-98A396546A36

    モナ:聞いたことありませんか?オズヴァルド・ラフナヴィネス、オズのフルネームです。
    旅人:知ってた。 or     今、知った。

    98D41F83-663C-4725-99DF-B12F435247BC

    辛炎:メギストスのほうがまだ言いやすいな。

    E5284576-9A6A-4445-A27B-7C8A6521AE61

    万葉:うむ、拙者もそう思うでござる。

    54F9E50A-5999-49DA-9674-B0D601DFF345

    モナ:はは…みんなそう言います…

    3208EB06-A7B8-45EF-8E12-8CCF1BE2E692

    レオン:皆さん、楽しくおしゃべりされているところすみません。
       邪魔するつもりはないのですが、この先の扉が施錠されていることを皆さんご存じないですよね?

    C244B8A1-4E80-4DA3-BC61-69625E23DF87

    パイモン:ああ、たしかに知らなかったけど。

    FC9AA743-D003-4BFB-9542-517B5ED7EC02

    レオン:親切なあなたたちが私を助けてくれましたら、扉の開け方を喜んで教えましょう。

    C08F4DE1-33AB-4D69-A557-C23E6C34439B

    モナ:そういうことでしたら…助けてあげましょう。


    装置を使ってかけたところを補う(3つ)
    一つ目
    DAF97E47-5AF2-4BCC-9015-E2D32137B316

    A670C80E-BB87-4E5A-8685-58DBD775F7A3

    二つ目
    5E659299-9C59-4B4F-8CD0-F7020A067A41

    BEFE7323-A618-4ECE-8348-4C3AD5794C89

    A679FC83-216C-4AA5-8BB9-6B59B5423E4B

    三つ目
    E904685E-1C5F-4261-A354-5EE998F74246

    A5B3FEB5-E24E-42F2-973D-19E7F4F8FB2C

    8FE9321E-BA94-48AE-8CD7-FF6D7111CBD4

    A904A2EA-4204-45F5-BCCB-F0ECB35A9E3C

    レオン:英雄たちよ、心より感謝いたします。この胸の気持ちは言葉では言い表せないほどです。
       扉を開ける合言葉は、「我が民に自由を与え、古き法則に囚われぬように」です。
       どうかお忘れなきよう。

    BBFFD02C-3C84-4E46-8248-2C9438B98FEB

    ヒルチャールを倒す
    8A89C874-2A3D-4790-BEA9-B1FD814FA2AB

    装置を使う
    E1817F31-0D0C-4724-B823-196FB01CCDA1

    C181ED1C-5159-47E8-B79B-800CF172084F

    エレベーターに乗って上へ行く
    7E52AB49-7DAF-4A2D-96B8-9682420C2A84

    B08B02D2-D738-464C-A1AB-BD55F04F457E

    1C0216CE-49F5-4F3B-9C64-E452CEF08211

    パイモン:行き止まりみたいだな。本が一冊あるだけだ。

    3C89DE8E-5D7B-4AA4-9438-F7D51217D885

    辛炎:さっき聞こえたのって、恐らく本に書かれてる物語だよな?

    4E505E84-BE60-4A9B-AF9F-BCC762CDD85F

    モナ:なるほど、書名にあった聖国は幽夜浄土のことのようですね。
      この本は、民の視点から皇女殿下を賛美しているのでしょう。
    旅人:自伝の一種なのかな…

    37F0970C-FC46-4191-A1DC-4B06EE813749

    万葉:最後のページまでめくってみたが、この物語にはまだ続きがあるようでござる。

    80F6A10C-DB0E-4B9C-8BC3-5F7107762392

    パイモン:続きはどこにあるんだ?オイラ、気になるぞ!

    84E64C85-9463-4CE9-996B-265EB3ED2E85

    万葉:それは探索を続けるしかないであろう。
      それより、読み終わった本は…閉じたほうがいいと思うでござるよ。

    B698993C-3FAE-4553-8D91-DBC4B9FE3C15

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    幽夜の黙示録 ①

    A23FC7BE-387E-4D9B-98D0-F4F272340357

    パイモン:起きたか?

    57A3EA15-A153-4734-90FF-5AAB31E07332

    旅人:う〜ん…もう朝…?
      どう?何か起きた?

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    パイモン:いや、なにも起こってないんだ、信じられないかもしれないけど。

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    辛炎:おっ、目が覚めたか?そんじゃ結論から言うぜ。
      周りを探索してみたところ、怪しいもんは見つからなかった。

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    万葉:これまでの二つの幻境から見るにm「入り口」を担うものがあるはずでござる。
    旅人:おかしい。

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    モナ:まだその時が来ていない、ということでしょうか?
    辛炎:つーことは、もうちょっと待つ必要があるってことか?

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    モナ:そうです。それに、フィッシュルがいません。
      彼女はきっと、私たちより先に入り口を見つけたいと思っているはずです。

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    モナ:もう少し待ってみましょう。幻境に…いえ、フィッシュルに時間をあげるためにも。

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    パイモン:浜辺になにか落ちてるみたいだぞ!
    万葉:一冊の本?隣には…ふむ、鴉の彫像のようでござるな。

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    パイモン:この彫像、なんかオズに似てるような…

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    モナ:なぜ一緒に現れたのでしょう?まさか、彫像がこの本を持ってきたとか?

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    辛炎:これなんだろうな?日記か?

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    モナ:どれどれ…『聖国の詠唱』?聞いたことない本ですね。

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    パイモン:見ろよ、この表紙。まさか…フィッシュルが書いた本か?

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    辛炎:言われてみれば、確かにあいつが書きそうな本だな。
      『聖国の詠唱』…いいタイトルだ、気に入った。

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    万葉:何やら神聖なものを感じる名前でござる。

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    パイモン:どうする?触ってみるか?

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    モナ:…まだ帰ってきていませんが…

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    モナ:仕方ありません、先に見てみましょう。
      もしフィッシュルがこの本を見つけたら、きっと私たちを探しに追いかけてくるはずです。

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    パイモン:そうだな!
        日記を誰かに覗かれるようなもんだし、絶対入ってオイラたちを止めに来ると思うぜ。


    幻境内に入る
    ※幻境内は別の記事(サマータイムオデッセイ 其の四  幻境①)にて投稿
      【サマータイムオデッセイ 其の四 ①】の続きを読む

    烈炎踏歌行 ⑥

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    辛炎:……ついにこの時が来たぜ。

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    辛炎:みんな、アタイは前、思いもよらない人とライブしたいと願った。
      そして今日、その答えをこの島で見つけた。
      それは、かつてこの島を巨大な楽器に変えた人だ。
      名前も顔も知らないけど、そいつは間違いなくテイワットでもっとも偉大な音楽家の一人だと思う。

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    辛炎:まさか、こんな楽器に出会えるなんて思わなかったぜ。
      潮の満ち引きを利用して音を奏でるなんてな。
    旅人:ロックを弾くの?

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    辛炎:いや。

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    辛炎:この音楽はソウルメイトへと贈るもんだからな…原住民に合わせた方法で合奏するつもりだ。
      今日はロックじゃなくて、新しいもんを見せてやるよ!
            
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    過去を生きるあんたが
    この合奏を気に入ってくれますように

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    辛炎:…ふう。
      どうだ?なかなかいい響きだったろ?

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    モナ:ええ、素晴らしかったです。

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    万葉:かような音の調べ、聞いたことがない。実に興味深いものでござった。

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    パイモン:それになんだか上品だったな!
        それから、えーっと、なんていうか…とにかく、今までとぜんぜん違ったぞ。
    旅人:個性を感じる演奏だった。 or      味のある演奏だった。

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    辛炎:へへっあんがとな、みんな。これでアタイの願いも叶った。

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    モナ:他にやりたいことはないのですか?

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    辛炎:ああ、ねぇな。今夜はぐっすり眠れそうだ。

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    万葉:皆、これでしばらく時間が空いたと思う。そこで一つ提案があるのでござるが…

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    万葉:ファデュイの拠点に行って、もう一度状況を確認しようと思うのだが、どうでござろう?

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    モナ:おや?あなたたちもファデュイの拠点を見つけていたのですか。

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    万葉:ふむ、まさかお主も?

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    モナ:私は天才占星術師ですからね。それに前も言いましたが、水占の盤が少し回復して来ています。
      今なら占いで、ここの状況を感じ取ることだってできますよ。

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    辛炎:えっ?ここにもファデュイがいるのか?

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    モナ:ええ。それから、今日フィッシュルと別れる際にこのことを伝えておきましたから、
      彼女の心配はいりません。仮にファデュイに遭遇していても、身を隠すでしょう。

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    万葉:なるほど、それではこちらも情報を共有しよう。

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    モナ:奇妙な装置に、取り乱すファデュイ…それがあの幻境と関係しているということでしょうか?

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    万葉:断言はできない。だが、まったく無関係とは思えぬでござるよ。

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    辛炎:確かに可能性はあるな。ならさっそく拠点に行ってみようぜ。

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